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カテゴリ:講談社BOX/講談社ノベルス/講談社文庫 の記事リスト(エントリー順)

私が彼を殺した / 東野圭吾

kage

2017/11/12 (Sun)

あらすじ。

婚約中の男性の自宅に突然現れた一人の女性。男に裏切られたことを知った彼女は服毒
自殺をはかった。男は自分との関りを隠そうとする。醜い愛憎の果て、殺人は起こった。

感想。

加賀恭一郎シリーズ。今回は前作に続き、読者に挑戦状を叩きつけた感じだ。
つまり犯人を明言せず読者に犯人を推理させる手法だ。前作よりも難易度が上がり一層
読者を悩ませる。今回も推理の手引きが付録でついているが、読んでも全然犯人が分かり
ません。

容疑者は被害者の担当編集者の女性、被害者の会社の男性、婚約者の兄の三人。
誰もが殺人に使われた毒入りのカプセルを被害者に飲ませる工夫を出来る状況がある。
最後は三人の容疑者と加賀刑事が一堂に会し、推理を披露していくが誰もが犯人の可能性
があり、婚約者の兄が一番、犯人の可能性が低いとみていたが違った。誰もが同じだった。

再読すればもしかしたら自分でも犯人が推理できるのかな?と思うも鈍感な自分には
何回も読破しないといけないなと思う。ひとまずは加賀恭一郎シリーズを全部読んでから
再読をしてみよう。その方が新鮮味もあるだろう。

悪意 / 東野圭吾

kage

2017/10/25 (Wed)

あらすじ。

人気作家・日高邦彦が仕事場で殺された。第一発見者は、妻の理恵と被害者の幼なじみで
ある野々口修。犯行現場に赴いた刑事・加賀恭一郎の推理、逮捕された犯人が決して語らない
動機とは。

感想。

加賀恭一郎シリーズ第4弾!今回も面白かったが正直人間の「悪意」というものに読後感は
良くありませんでした。形式は加賀刑事と犯人の野々口との交互に語られる記録や回想形式
で興味深く、そして犯人は早々に判明するも殺人の動機は一体なんだ?といのが謎でした。
ほんとこのシリーズは凄いと思う。

人気作家の日高と児童文学作家で売れない野々口は幼なじみ。日高を殺したのは野々口で
動機は日高の元妻との不倫から起因する日高殺害未遂を起こした野々口をそれをネタに日高
が野々口を脅迫し日高のゴーストライターとなったのが原因で殺したという動機は加賀刑事の
違和感を生む。その違和感は少ない物的証拠と日高と野々口の関係性からである。

動機解明に人間の悪意、それが怖くあり嫌な気持ちにさせる。真相究明は時に残酷だ。
こういう作品は好みではない。フィクションとはいえ憂鬱になる。

とはいえ、東野圭吾の作品の中でもこのシリーズは推理色が強く本格推理であるので
興味は尽きない。

どちらかが彼女を殺した / 東野圭吾

kage

2017/10/23 (Mon)

あらすじ。

最愛の妹が偽装を施され殺害された。愛知県豊橋署に勤務する兄・和泉康正は独自の
”現場検証”の結果、容疑者を二人に絞り込む。一人は妹の親友。もう一人はかつての
恋人。

感想。

加賀恭一郎シリーズ第三弾!本格ミステリーに相応しい内容でした。と、ミステリーに造詣が
浅い自分が言っても説得力がないですが、ほんとにしっかり読んでいないと伏線が分かりません。
本書は犯人は誰かを明言していません。なので自分は犯人は分かりませんでした。
登場人物も少なく、容疑者も二人なので犯人はどちらかなのですが難しいです。

妹のかつての恋人と妹の親友の女性が付き合っていて、それが妹からは裏切られたという
状況が発生したという展開かとも思ったが事はそう単純ではない。加賀の鋭い捜査と推理で
康正の独自捜査を補完するがごとく真相が究明されていくが、容疑者の二人がなかなか
手強い。加賀が二人を追い詰めていくも決定的な核心は最後の最後まで明かされない。

最後に推理の手引きとして本書の解説が載っているが、これがなければ犯人が誰かは
ほんとに不明だった。物語をつぶさに読んでていて記憶して考えていかないと犯人に辿り
つかないと痛感した。本格推理ジャンルは毎回、頭の悪い自分には難解である。

本格推理を読んでみたいということであれば本書はいいです。シリーズモノですが
いきなり本書を読んでもあまり問題はないと思います。加賀恭一郎シリーズは最初から
読むのがいいかもです。というのもこのシリーズは本格推理物だからです。
次の悪意を読むときは気を付けて読もうと思います。

眠りの森 / 東野圭吾

kage

2017/07/18 (Tue)

あらすじ。

美貌のバレリーナが男を殺したのは、ほんとうに正当防衛だったのか?完璧な踊りを
求めて一途に稽古に励む高柳バレエ団のプリマたち。美女たちの世界に迷い込んだ男は
死体になっていた。

感想。

加賀恭一郎シリーズ第二弾!面白かった。今回の舞台は閉鎖的な社会って感じのバレエ
の世界を描いている。加賀は探偵ではなく警察官なのでひたすら加賀の独白というか
一人称ではなく、でも加賀の視点でもある。そこが良いも悪いもある?どう?

加賀たちが思うようにバレエ団のメンバーは何か隠しているというのは正解だった。
事件の動機とか真相は隠されていた。始めの斎藤が殺した風間との後の事件の関連
が最後の方に浮かんできたのが良い感じだった。

このシリーズも読破しよう。ガリレオシリーズとは違う面白さがある。
本格推理ものという感じでいいですね。次も楽しみです。

悲衛伝 / 西尾維新

kage

2017/03/11 (Sat)

あらすじ。

遥か宇宙から、人類救済の策を練る、十四歳の英雄・空々空と九人の仲間たち。人工衛星《悲衛》
で科学と魔法の融合実験を繰り返すある日、少年の部屋に、自らを「月」だと名乗る女性が現れた。

感想。

伝説シリーズ第八弾!ラストが衝撃的だった。ここ2冊連続、話がコンパクトにまとまりいい感じだ。
今回は宇宙が舞台。どういう話になるのかと思いきや惑星が擬人化した姿と交渉を。確かに地球
と話したことのある空々なので、今回の惑星連中との話し合いもあるな。

月と名乗るバニーガール姿の少女から地球と人類の停戦案を提案される。そこで太陽系全て
の惑星たちから賛成を取り付けるために惑星たちと熾烈な折衝が始まる。すべての惑星から
内容の違いはあれど賛成票を貰った空々。そこで・・・

割と好きなこの伝説シリーズ。予定ではあと二冊で終了する。地球との決着は案外、予想外の結末
で終わるとは思うが、最近の西尾維新は話の過程が長くて結論というかオチがあっさりしている
ので予想外+あっさりが期待できます。

空々空の出番が後半少ない。四子が交渉劇に参加したからである。四子も実は地球と話した
ことがあるとのこと。地球と火星の戦争の関係、地球が人類を憎むわけ、気になります。