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カエルの楽園 / 百田尚樹

kage

2016/04/17 (Sun)

あらすじ。

安住の地を求めて旅に出たアマガエルのソクラテスとロベルトは、平和で豊かな国「ナパージュ」にたどり着く。そこでは心優しいツチガエルたちが、奇妙な戒律を守り穏やかに暮らしていた。ある事件が起こるまでは―。平和とは何か。愚かなのは誰か。大衆社会の本質を衝いた、寓話的「警世の書」。

感想。

「永遠の0」「海賊とよばれた男」以来の著者の本。これは、完全に風刺してますね。三戒とか完全に
あれをモチーフにしてますよね。物語は読み易かったのですが、内容はひどく難しいですね。
少し前に著者の発言で割と物議を醸してた時があったが、そういう部分を垣間見ました。
ただ、だからといって内容は否定出来なし、ありうる可能性も否定できない。

ナパージュは、一瞬良さそうに思うも、ウシガエルの侵略に徹底して争わず三戒を遵守している。
下手に争ってたくさんの命を犠牲にするより従って話し合って犠牲を少なくするという考え方も
分からなくはない。そして多数決という民主主義で決まったという手順を踏んでいるしね。
プロメテウスやハンニバルのような確かに好戦的と言われるかもしれないが自分たちの国を
守る勇敢なカエルが罰せられるのも何故か違う。

この内容は「話し合い」では凄く時間が掛かる。けど、その手順は必要な手順。
ただ、いざ自分が戦いの場に出るのは尻込みするし、当然死にたくない。
誰だってそうだよね。だから難しい。

考えさせる内容でした。

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kage


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