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あんじゅう 三島屋変調百物語事続 / 宮部みゆき

kage

2015/12/11 (Fri)

あらすじ。

一度にひとりずつ、百物語の聞き集めを始めた三島屋伊兵衛の姪・おちか。ある事件を境に
心を閉ざしていたおちかだったが、訪れる人々の不思議な話を聞くうちに、徐々にその心は
溶け始めていた。ある日おちかは、深考塾の若先生・青野利一郎から「紫陽花屋敷」の話を
聞く。

感想。

シリーズ第二弾!面白かった。今回は、前作よりホラー的な怖さは半減したものの、一番怖い
のはやはり人間ってことが分かる物語だった。そういう意味では、現実的な恐怖が湧きあがり
、前作よりも余計に恐ろしいテイストに仕上がっている。

「藪から千本」という物語は、その人間が怖いというのを存分に描いている。ま、祖母の怨念
的な部分で、怪異関係とみせつつ実はドロドロした複雑な気持ちが絡み合っている。しかし、
お勝という女中を三島屋に雇うこととなり、おちかの周囲も賑やかになったのは良い。

新たにレギュラーメンバーとして、3人の悪ガキと塾の先生の青野利一郎が登場したのだが、
おちかの心の変化として、恋の予感も感じさせた。そこらへんは、シリーズ第三弾の部分の
楽しみとなるだろう。

しかし、宮部みゆきの本は、まだ少ししか読んでいないが流石に読みごたえがあります。
人気があるのが分かります。近日中にシリーズ第三弾を図書館に予約しなくっちゃ。

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