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絶唱 / 湊かなえ

kage

2015/07/07 (Tue)

あらすじ。

心を取り戻すために、約束を果たすために、逃げ出すために。忘れられないあの日のために。別れを受け止めるために。「死」に打ちのめされた彼女たちが秘密を抱えたまま辿りついた場所は、太平洋に浮かぶ島―。喪失と再生。これは、人生の物語。

感想。

図書館でおおよそ三ヶ月待って、いよいよと期待して読んだが、これが想像以上に面白くなかった。著者は
作品を出すごとに作品が劣化している気がする。それは初期の頃の残酷さというか人が死んでしまう事とかが
上手く、物語に強烈な印象を与えていたが、ここ最近の作品は、人間の心の弱い部分も含め自分探しの多い
作風になったのが、自分には面白味を感じない一因になっていると思う。

4篇からなる連作短篇で、「阪神淡路大震災」と「トンガ国」をキーワード・舞台装置として描いている。「楽園」
「約束」「太陽」「絶唱」と4篇。楽園なんかは、よくある感じの壮絶な出来事で湊かなえらしさがあるも、初期
の頃の印象ほどではない、それは短篇ということを割り引いても。

全編、通して出てくる尚美さんが、すごくいいキャラしている。優しくて察しが良く、トンガという日本人のほと
んど居ない国で、頼りになる存在だ。みんなお世話になっている。トンガ人のセミシが影響大きいが、トンガ
人って、そんなにフレンドリーな国柄なんだね。突然行っても受け入れてくれそう。行ってみたい。

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この記事へのコメント

kage

ハラハラして次はどうなると駆り立てられるように
ドキドキしながら読む作品ではないけど、一気に読んでしまえました。
この著者の本が好きで読んでいるのですが、今回の作品には特に希望を感じました。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。

Posted at 13:16:53 2016/04/01 by 藍色

この記事へのコメント

kage

Re: タイトルなし

自分も湊かなえは好きで読んでます。
昔と違って、作風がおとなしくなった?著者ですがそれもまた楽しめますね。

Posted at 17:25:32 2016/04/01 by こげぱん

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kage


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「絶唱」湊かなえ
悲しみしかないと、思っていた。でも。死は悲しむべきものじゃない―― 南の島の、その人は言った。 心を取り戻すために、約束を果たすために、逃げ出すために。 忘れられないあの日のために。別れを受け止めるために――。 「死」に打ちのめされ、自分を見失いかけていた。 そんな彼女たちが秘密を抱えたまま辿りついた場所は、太平洋に浮かぶ島。 そこで生まれたそれぞれの「希望」のかたちとは? 〝喪...

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