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北の舞姫 芙蓉千里Ⅱ / 須賀しのぶ

kage

2015/06/03 (Wed)

あらすじ。

ハルビンの妓楼に入った少女フミは、天性の舞踊の才を開花させ、大陸一の芸妓を目指す。それから9年の時
が過ぎた。

感想。

芙蓉千里シリーズ第二弾!少女大河小説。激動の時代に生きていくためとはいえ、皆、ハードモードの人生を
凄過ごしている。フミが芸妓として一人前になっている巻で、タエと夢を交換して大陸一の芸妓となるはずが・・・。

黒谷のどら息子と旦那の関係にあるが、このどこか気弱そうで少し逃避癖のある人物だが、悪い人ではない。
そんな黒谷とは、心から愛しているわけではないので、思えば簡単に離れてしまうものだな。そこはなんとなく
寂しくもあるし、ある程度不良ちっくな人には敵わないのかなという思いもした。

フミは、山村に逢いたい一心で、様々な酷い目にあうが、そこは自業自得とはいえ惨い。志仁があんな悪い
奴だったとは千代も悲しむ。ウメもフミの気持ちを理解して失踪の手助けをするのは、仲間だからだし同じ女性
だから気持ちが分かるのだろう。

俗に言えば愛に殉じているフミの姿勢や行動は、理想的で情熱的でもあるが、なぜか賛同や共感する気には
なれない。そこは主人公が異性だから感情移入できない部分もあるが・・・。

さて、山村と無事に再会して、これからは馬賊として生きていくのだろうな。過酷な人生だ。愛する人と一緒に
行動を共にするフミは、若干、読者としては興味をそがれる部分もあるが、今後が気になります。

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kage


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