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県庁おもてなし課 / 有川浩

kage

2015/05/20 (Wed)

あらすじ。

とある県庁に生まれた新部署「おもてなし課」。若手職員の掛水史貴は、地方振興企画の手始めに
地方出身の人気作家・吉門に観光特使を依頼する。が、吉門からは矢継ぎ早に駄目出しの嵐。

感想。

名前からしてお堅い小説かと思いきや、そこは有川節が炸裂して、県庁の仕事を分かりやすく丁寧
に、且つ、お得意の恋愛を絡めて非常に読み易く仕上がっています。この話は著者の実体験から着想
を得て書いたそうですが、リアルで良かった。

おもてなし課の掛水は、人気作家の吉門に観光特使を依頼するも駄目出しの嵐。その吉門の助言で
民間の若い女性を雇うこと、昔、県庁でパンダ誘致論を唱えた元職員を捜すことというアドバイスを受ける。
そこから物語りは動き出す。

多紀が可愛い、しっかりもので気が利く。早く付き合っちゃえよと思いながら読みました。吉門にいーだと
歯を見せている甘さは悶えました。始めは掛水もお役所の縦割り行政の壁の高さなどに、またお役所
感覚が抜けなかったが、清遠に振り回されながら次第に成長していくのは見ていて胸が熱くなった。

お役所は制約や出来ないことが多い。清遠のアイデアだけ頂き、身を引けという処遇にはホントに、
どういう事だ!とそれがお役所か!と思いました。佐和も県庁嫌いも納得出来るよ。その佐和も吉門と
の仲も、みていてもどかしいし素直になれ!と思いました。

高知県のプロデュースも地元の著者らしく郷土愛に溢れていて、当然取材もあるが、詳細に丁寧にある。
高知がこんなに魅力的なんだなって思います。誰か愛知県の事もこんな風に書いてくれないかな。

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kage


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