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ビブリア古書堂の事件手帖(6)~栞子さんと巡るさだめ~ / 三上延

kage

2015/04/04 (Sat)

あらすじ。

太宰治の『晩年』を奪うため、美しき女店主に危害を加えた青年。ビブリア古書堂の二人の前に、彼が
再び現れる。今度は依頼者として。違う『晩年』を捜しているという奇妙な依頼。署名ではないのに、
太宰自筆と分かる珍しい書きこみがあるらしい。

感想。

シリーズ第六弾!今回は丸ごと太宰治。太宰の人となりとか知るにつれだんだん興味が湧いてきた。
いや、興味ないわけではないのだが、やはり知識が増えると読みたくなります。そして、再び栞子さん
に危害を加えた、あの男が現れる。

栞子さんが焼いた『晩年』が実は無事だということがバレた。そしてもう一つ『晩年』が存在しているとい
う。その『晩年』を捜して欲しいという依頼を、あの田中敏雄から受ける。こいつが、簡単にいい人振ると
は思わなかったがやはりそうだった。

今回は、『晩年』の事件は裏で糸を引いているのは意外な人物だった。そして、登場人物が少ない中で
人間関係が繋がった。これは濃いな。久我山の愛人の娘の娘だったとは。しかし、智恵子は何を考え
ているのか。ロマネスクの会での田中嘉雄は凄い発見をしてたのに、まさかの脅迫に会ったとは。壇
一雄の「待たされる身が辛いのか、待たせる身が辛いのか、どっちだろう」これは、単純に考えれば、壇
を待たせた太宰が悪く、待たされる身が辛い気もするが、上手い事言うな~と関心しました。

『駈込み訴え』の話も、興味深い。富沢が大事にしているのが分かるな。読みたくなります。

このシリーズも最終巻が近い。こういう本はないので終わるのは寂しいな。評論本やそれの類の本は
少し敷居が高い気もする。次巻が楽しみです。

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ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)
(2014/12/25)
三上 延

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