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風の万里 黎明の空(上巻) 十二国記 / 小野不由美

kage

2015/02/13 (Fri)

あらすじ。

人は、自分の悲しみのために涙する。陽子は、慶国の王座に就きながらも役割を果たせず、女王
ゆえ信頼を得られぬ己に苦悩していた。祥瓊は、鈴は・・・・・。

感想。

面白い。陽子が王座に就き、女王として間もない話。そして、祥瓊という元公主、海客の鈴の二人の
視点での物語と三人の話で構成されていて、読み応えがある。三人が、色々な妬みや嫉妬や無力感
などあるも、国を良くしたいとの思いへと変化していくような様は心地よい。

陽子は、慶の国を知らない。実情を。国が荒れていて且つ官僚の人となりも分からず、政は官僚任せに
なるさまは陽子に無力感を感じさせる。しかし、偽王を打つまでの逃げ周り苦労した経験を活かし、市井
へと身を投じるのは陽子らしいな。

鈴は、海客での苦労は計り知れない。言葉も分からない。飛仙に虐められ苦労をする。陽子が海客で
あると、知り自分の境遇を理解してくれるという期待と何も苦労を知らずに王になったんだとの嫉妬も
生み、複雑だ。しかし、清秀との出会いは自分の境遇の恵まれてるのを思い知らされた。そこから鈴の
成長が見込まれるな。

祥瓊は、刑罰厳しい芳の国の公主。月渓に討たれ、公主の座を降ろされ、さらには殺されそうにもなる。
そんな中、楽俊と出会い、公主としての責任の重さを痛感する。責任を痛感しただけでも成長だ。

三人がどのように交わるか、そしてどのように慶国がどうなっていくのか見物です。楽しみです。

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風の万里 黎明の空〈上〉―十二国記 (新潮文庫)風の万里 黎明の空〈上〉―十二国記 (新潮文庫)
(2013/03/28)
小野 不由美

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