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村上海賊の娘(下巻) / 和田竜

kage

2015/02/11 (Wed)

あらすじ。

織田方の猛攻を雑賀衆の火縄が止め、門徒の勢いを京より急襲した信長が粉砕する。毛利・村上の水軍もついに難波海へ。村上海賊は毛利も知らぬ禁じ手と秘術を携えていた…。信長vs.本願寺、瀬戸内と難波の海賊ども…。ケタちがいの陸海の戦い!木津川合戦に基づく一大巨篇。

感想。

下巻は、とうとう村上海賊と眞鍋海賊の海戦があり、読み応え十分で面白かった。下巻も七五三兵衛の
泉州侍の独特の価値観である面白い奴で、剛毅豪快で器の大きい男の生き様が目を引く。村上海賊の
俺TUEEEが見られるかと思ったが、大いに眞鍋海賊に苦戦させられる。

景の一向宗を見捨てず助けに行く様は、自分でも甘いと思っているように甘いのだろう、戦国時代にそう
いう情けは命を落とす。しかし、景の真っ直ぐな想いが奇蹟を起こす。村上海賊が恐れていた鬼手が飛び
だす。

やはり、海戦の中の見せ場は、個々人の戦いにもある。景と七五三兵衛の戦いは凄まじい。お互い死闘
で、手を抜かない。因島や来島の吉嗣や吉充の古強者の気性も海賊らしきかっこういいものだし、宗勝も
いい。登場人物は魅力的で、読み手を飽きさせないです。

最後に景が輿入れしたとは驚いた。文献に何も残ってないのが残念だ。景親の成長振りには驚きと共に
胸がすく思いがした。しかし、海賊衆の生き様や思考が恰好いいな。こうありたいものです。

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村上海賊の娘 下巻村上海賊の娘 下巻
(2013/10/22)
和田 竜

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