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火車 / 宮部みゆき

kage

2015/01/27 (Tue)

あらすじ。

休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことに
なった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して。なぜ彰子はそこまでして自分の存在
を消さねばならなかったのか?

感想。

丁寧に失踪者と成り代わり者の足跡を辿っていき、手掛かりを掴んでいく様は見事でした。何より
肝は、クレジットやサラ金で人生が狂うということが謳ってあります。この作品の当時は、まだグレー
ゾーンが存在している時代なので余計そうなのでしょう。今現在は、そういうものはなく、TVCM
なども自粛されているので、目に見え音に聞く被害は減っています。実際はどうか不明です。

休職中の刑事、本間に栗坂が失踪した婚約者の捜索を依頼。なぜ失踪したかというと、自己破産
した経歴があり、それを確認したら翌日には失踪した。ところが、捜査していくうちに関根彰子は
身分を乗っ取られており、偽者がいるという。

関根彰子と新城喬子の足跡を丁寧に追っているのでページ数が多く読み応えがあった。夢中に
なって読みましたが、一つ気になるのが、新城がローズラインのデータから身代わりになれる女性
を探してたのはわかりますが、関根氏は身代わり候補二番という発想が出てきた推測は少し強引
かなと感じた。一番は木村であったみたいだが。

新城の境遇や半生、考えは新城の足跡を追いながら本間などの推測でおおよその見当はついて
いるが、やはり本人の口から聞いてみたい気がした。そこは聞くのは無粋だろうか。いや、やはり
聞いてみたい気がした。そして関根氏はやはり殺されたのだろうな。関根氏との関わりも聞きたい
。そんな部分に、後ろ髪を引かれながら読み終わり、少し消化不良も面白かったです。

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宮部 みゆき

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