2017 07 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. »  2017 09

好きと嫌いのあいだにシャンプーを置く / 瀬那和章

kage

2014/10/06 (Mon)

あらすじ。

七年前、年下の男の子に、好きだといわれた。それから、手も握らせないまま恋人のような関係を
ずっと続けている。そして、私はまた、彼とは別の人を好きになる。

感想。

なかなか良い恋愛小説だった。ラノベと一般大衆小説の中間を標榜する感じのレーベルであるが、うん
良い感じでした。神戸に住む三姉妹のそれぞれの恋愛の話で構成されていて、少し群像劇みたいな
感じの時系列になっていて工夫されています。

長女・紗子の話。七年前に年下から告白され友達以上恋人未満の関係、それ以降、自分の恋愛事情
を気軽に相談する。これは紗子自身が自覚しているが、聞かされる本人はなんと残酷なことか。いいよう
に扱っている。しかし、紗子が好きな人と上手く行くように身を引こうとしたら、急に惜しくなったのか気に
なりだし、好きだったことを自覚する。まあ、あるよな。ホントは好きだったのだろうけど、何もしてこないし
無害で、こいつはずっと私の事好きで居てくれると思い、雑に扱う。最後は結ばれるので良しとしよう。

次女・朝美の話。女友達の多い彼氏がいる朝美。いつも都合のいいように扱われる。でも好きだから
しょうがない。特に若いうちは好きだからという理由は大きいよね。けど、最後は、朝美の事をきちん
と考えていたということで、上手くいく話。イケメンだから許されるんだよなー。

三女・結衣の話。引きこもりのイラストレーター。ラーメン巡りのブログと仲良くなっていて、実はイラスト
の仕事の人が、その人であったと言う出会い。しかし、過去の恋愛がトラウマというか思い出として残り
前に踏み出せない結衣。しかし、踏ん切りがつき、前向きになろうという結末。悪くないな。

結局、男も女も、好きになっちゃえば、割と盲目になったりする。喜怒哀楽を味わい恋を堪能する。
この三姉妹も、また成長して進んでいく姿が良かったです。

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村

好きと嫌いのあいだにシャンプーを置く (メディアワークス文庫)好きと嫌いのあいだにシャンプーを置く (メディアワークス文庫)
(2013/01/25)
瀬那 和章

商品詳細を見る

コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック