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はなとゆめ / 冲方丁

kage

2014/09/14 (Sun)

あらすじ。

中宮定子に仕える清少納言の物語。

感想。

うぶちんの時代小説第三弾!面白かった。完全に時代小説をものにしてますね。今度の題材は清少納言
です。具体的には中宮定子に使え定子が他界されるところまでを描いている。「天地明察」の春海が情熱
の人、「光圀伝」の光圀が義の人、この「はなとゆめ」の清少納言はなんだろう、中宮定子に心酔し忠誠を
誓った機転の人ってとこだろうか。

物語の始めの方は、時代背景による当時の女性の在り方とかにもあるのだろうけど、少し卑屈にみえる所
や機転は利くが普通の女性のキャラ作りに好感が持てない。やはりはっきりと才気煥発で機転の利く人と
描ききってほしい。だからといって、清少納言の魅力が損なわれているわけではなく、見る角度が違う彼女
の姿も良いです。

枕草子の誕生の秘話というか動機というか過程というかは面白かった。中宮定子に読んでもらい喜んで
もらうためなのだな。貴人にも好評で、清少納言の枕草子の創作性が凄い。そして、頭の中将、蔵人頭、
関白道隆、中宮定子、斉信、など帝の覚えめでたい人ばかりの交流は、清少納言の歌の知識と機転の
利く洒落た返歌、媚びない性格等でしょうか。

枕草子は高校生の時に少し習いましたが、さわりだけです。流石に枕草子の原文原作は難しいですが、
誰かが読みやすくした口語体での入門編を、凄く読んでみたくなりました。この小説に描かれているような
清少納言の性格や様々なエピソードが興味津々です。是非とも機会を作り枕草子の世界に浸ってみたい。

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