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わたしが・棄てた・女 / 遠藤周作

kage

2014/09/05 (Fri)

あらすじ。

大学生の吉岡が二度目のデイトで体を奪ってゴミのように棄てたミツは、無垢な田舎娘だった。その後、
吉岡は社長の姪との結婚を決め、孤独で貧乏な生活に耐えながら彼からの連絡を待ち続けるミツは
冷酷な運命に弄ばれていく。

感想。

初遠藤周作作品。自称読書家としては著者の作品は読んでみたいと思ってました。著者の中では軽小説
の部類に入る作品です。確かに読みやすかった。しかし、内容はそうでもない。愛とは何かみたいな部分
を問いかけている。

ミツは人一倍というか、度を越したお人好しだ。人の痛みを自分の痛みに感じる凄さ、頭では清らかで素晴
らしいものであることは分かるが、ちょっと現実離れした感が否めない。まあ、小説だからいいけど。でも、
少しイラつかされた部分もある。そんな性格だから運命に翻弄されるも、人の役には凄くたっている。

吉岡は、そんなミツを1回関係を持って直ぐにあっさり棄ててしまい、社長の姪と結婚するという順風な生活
を送る。しかし、ときたま思い出すミツを聖女と感じる。ミツのお人よしを知っているからだ。

愛とは無償に与えることだ、とか思うし、それが自然に出来てこその愛なのかもしれない。まあ、普通は
もっと俗にまみれているのだけれど。少なくても人に優しくできればいいよね。気をつけよう。

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