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政と源 / 三浦しをん

kage

2014/06/28 (Sat)

あらすじ。

つまみ簪職人の源二郎と元銀行員の国政は二人は親友。

感想。

高齢者版多田便利軒かなとか最初思ったけど、少々趣が違う。楽しく読めたという感じではなく、高齢者
の悲哀というか寂しさを感じた。人情物というのには少々淡々としており、日常物ジャンルだろう。

源二郎は奥さんに先立たれる不幸はあるものの、職人として日々仕事というやりがいを持ち、そしてその
後継者となるであろう撤平という若者、その恋人のマミと人に囲まれ賑やかな日々を送っている。そして
一方国政は、元銀行員で妻や娘とは別居状態。仕事に精を出しすぎて家庭をあまり省みない人だったの
で独居で生活している。国政が源二郎と自分を比較して内省的な愚痴が悲しすぎる。

老後が気になる自分としては他人事ではない国政の悩み。源二郎と親友でなかったらとても社会と繋がっ
ていけてない感じです。徹平の結婚式の仲人をするに当たって妻に毎日手紙を送るのはいいね。しかし、
家族の為に仕事を頑張っているのに、家族を省みない、サービスがないで妻に愛想尽かされるのは日本
ではそこそこありそう、一時はやった熟年離婚とかもそれ系なのかな。

続巻がでるとしたら、もっと痛快な内容とか感動系の人情物とかに趣向をかえて欲しいですね。

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政と源政と源
(2013/08/26)
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