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”藤壺”ヒカルが地球にいたころ……(10) / 野村美月

kage

2014/05/14 (Wed)

あらすじ。

「わたしとあなたがはじまった場所へ。あなたが裏切った場所へ。約束をはたしに来て」是光の携帯に届く、
”藤乃”から”ヒカル”に宛てたメール。そこには、紫織子の写真が添付されていた……。

感想。

シリーズ第十弾にして最終巻。大団円で何よりです。ヒカルが消える直前にページを割いたのもあり、藤乃
との痴情のもつれというと下品だが、禁忌の関係の部分が若干、心持少ない。しかし。持ち前の筆力で
切なく描かれていて満足です。切ない系の作品は野村美月はいいね。是光ハーレムも男性作者が書く
露骨過ぎるものではなく、それでいてニヤニヤ度が半端ない、素晴らしいです。

もう一人の六条は、予想通り、級長でした。しかし、何故?と思ったらそうなのね。確かに伏線あったので
級長だったのも頷ける。しかし、妄想が逞し過ぎるぞ。いつの間に藤乃だと錯覚していたとAA必要か。

最後のヒカルの花たちへのお別れ行脚は、物悲しいな。是光の友達も地球から消えてなくなるのは寂しい。
ヒカルもその場の思いつきで是光と友達になりたいと思ったわけではないのだな。理由があった。
二人が生身で友達だったらなんてIFは、ないんだよね~。

しかし、式部さんとの関係はニヤニヤだな。式部さんはきっと報われないと当初はおもってたんだけど、
是光の花というので十分になっとくした。式部さんいいよね。朝ちゃんもいいけど、式部さん可愛い。

モチーフが源氏物語ともう一つは星の王子様だったとは驚きだ。総評としては女性にもオススメできる
ラノベでしょう。空とかサフランは少し蛇足感というか必要性をあまり感じないが全体的に纏まっていて
読後感が良い一品です。

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“藤壺“藤壺
(2014/04/28)
野村美月

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kage


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