2017 08 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30. »  2017 10

境遇 / 湊かなえ

kage

2014/03/08 (Sat)

あらすじ。

絵本作家で県会議員の妻の陽子、新聞記者の晴美は親友だった。

感想。

面白かった。しかし、この作品は割とシンプルな話でラストに出自に関してどんでん返しもあるが、湊かなえ
らしい女性の嫌らしい部分は少ない。大部分の湊かなえファンはこういうのは望んでいないはず。

陽子と晴美は親友。二人はどちらも児童養護施設の出身。そういう境遇が二人を結びつける。ある時、陽子の
息子・裕太が誘拐された。犯人から脅迫文が、そして最近陽子の付近に不審な老女が・・・・

犯人は物語中盤には察しがついた、ただ理由は不明だったが。晴美の大事な青いリボンを陽子に二度も渡す
のは感動的だ。脅迫文から過去の事件を追っていくうちに陽子の出自が判明していくのは手に汗握る。正紀
は全てを知っている上でのイケメンの行動である。岩崎の正義を知っていてもなおだ。

最後は、陽子は下田とは関係ないとの事実判明は蛇足というか、どうなのそれ。それは物語の機微をやや
損ねる気もします。ただ、親友であることと、ある因縁に関しては別であり、だから晴美の行動である。
そうなっちゃうのだろうな。

ドロドロした女性特有のを、湊かなえには望んでいる読者も多いはず。ただ、文章は読みやすくなっている
し、見せ方も上手くなっている気がします。

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

境遇境遇
(2011/10/05)
湊 かなえ

商品詳細を見る

コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック