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白ゆき姫殺人事件 / 湊かなえ

kage

2014/03/01 (Sat)

あらすじ。

国定公園・しぐれ谷で誰もが認める美人OLが惨殺された。全身をめった刺しにされ、その後火をつけられた不可解な殺人事件を巡り、一人の女に疑惑の目が集まる。彼女の名前は城野美姫。同期入社した被害者の三木典子とは対照的に地味で特徴のないOLだ。

感想。

面白かった。いつもの湊かなえらしく女性の嫉妬や羨望、友情など恐ろしい様が描かれている。ただ、初期作
品に比べればイヤミスとしての部分は大人しくなった雰囲気だ。最近の作品らしくSNSを取り上げマスコミ
を上手く描いた面白い構成でもある。そして2014年3月29日公開での映画化なのは、ついさっき知りまし
た。城野は井上真央、赤星雄治は綾野剛とか、少しイメージと違いますが楽しみです。

日の出化粧品で働く美人な三木典子と同期の地味な城野美姫。近所のしぐれ谷で三木が遺体で発見された。
城野が美人な三木と何かと比べられ嫉妬が動機という進行で、城野が三木の死亡時刻の前に大きな鞄を
持って駅に走っていた、その後行方不明になった。そしてフリーライターの赤星が三木の関係者に取材する
形の構成で物語りは進む。

三木が先輩後輩の女子から色々な物を奪っていく、というのはそりゃ内心は嫌がられる。そして篠山係長
などは、犯人じゃないかと少し思ったが違った。城野は小中高などの学生時代の少し不思議な時代は
犯人としての憶測を高めるものであって、上手く作者のミスリードに乗せられる形になるが、そうは簡単な
結末ではない。まあ、緑川やみのりが信じるとおりなのだが。

巻末にSNSや週刊太陽や週刊英知の記事が纏めて載っていますが、それは普通に時系列でページに挟んで
も良かったのではと思ったり。まあ、赤星のいい加減な部分がSNSで出てましたね。

湊かなえは相変わらず女性の恐ろしさを描いている。それは同姓に支持され共感を得てる所以かもね。
イヤミスの嫌らしいのを作者に期待してます。

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白ゆき姫殺人事件白ゆき姫殺人事件
(2012/07/26)
湊 かなえ

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