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塔の断章 / 乾くるみ

kage

2014/01/06 (Mon)

あらすじ。

お腹の子はあなたよ。別荘の尖塔から転落死した美貌の社長令嬢・香織。悲劇が起きたのは、ある小説の
ゲーム化を企画するメンバー8人が別荘に集まった夜だった。

感想。

面白かった。いきなり殺人のシーンから始まり、そして時系列を前後と弄り物語は進行していく。割と目まぐ
るしく時系列が入れ替わるのですが、それほど読みづらくは無かった。そして犯人は意外な人だった。
ページ数も比較的に少なく一気読みでした。

「機械の森」という人気作家の辰巳が語り手であり、その原作を基にゲーム化をするべく色々な関係者が
集まって事業を開始する。別荘に集まったメンバーだが、そのメンバーの一人の社長令嬢の香織が突然
死亡したことで、辰巳と天童が犯人探しをするという流れです。

二人は次々とメンバーのアリバイを聞きながら推理するわけですが、推理という推理はない。むしろそれ
までのメンバーの出会いとか事業の風景とか辰巳にゲーム化を持ちかけた話とかを時系列でバラバラに
語ることによってストーリーの大半は終わる。構成は面白いと思いました。

ただ、犯人は意外でしたが、推理と言う本格さを求めるとやや期待薄いです。殺人の動機は、まあ○○
ですかね。簡単に言えば。意外性を買うと言う意味では、まあ、悪くないのでは。

この作者は「イニシエーション・ラブ」が有名だと思うのですが、それも読んでみたいです。そでも意外性
が凄いらしいので、そういう作風の作者なのでしょう。

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