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トカゲの王(Ⅴ)-だれか正しいと言ってくれ- / 入間人間

kage

2013/09/13 (Fri)

あらすじ。

「俺は正しいことをやっている」その確信と同意を得られないまま、引き返せない道を進む少年、五十川石竜
子。少年は正当性を得るため、『始祖の血』を持つ者との接触を図ろうと動き出す。

感想。

相変わらず、ナメクジ一人の物語でいいんじゃないの?と思ってしまうストーリーだ。今回も面白かったが、
トカゲの扱いがカタルシスない感じなので少々物足りない。しかし、忘れていたがこの物語は結構グロい
なー、平気で身体が傷ついたりする様は別にいいのですが、登場人物のその回復力が尋常じゃないので
ラノベとはいえ気になります。

『始祖の血』を持つ者を信者にして教団に箔を付けようとコンサートホールに来て、ナメクジもそこに来て
厄介ごとになる。しかし、クモとバッタをトカゲに派遣した依頼主は誰なんだろう。巣鴨じゃないだろうし、
シラサギってのもあるかもだけど、たぶんない。そして、トンボの強さが際立った。前巻では弱そうだった
けど、強い。今後も何かと出番は地味にありそう。

そしてナメクジの能力は、あまり役に立たないという前フリにも関わらず、思いっきり役に立ってるじゃな
いか。いちいち、不可視の右腕を伸ばしたら切り取らないといけないのは大きな難点だが、強力だ。何よ
りナメクジは義理堅いし、殺し屋として欠点の善良な性格も好感が持てる。

成実と猪狩、読心能力は厄介だよね。人に利用されるという本人達にとって不愉快な事態に陥るからだ。
シラサギが利用する気満々だよね、やはり教団主は人身掌握術が優れている。

物語の進展の方は、進んでいるけど進行具合が目的に向かってはやや遅い気もする。もう少し刺激的な
展開や出来事、伏線があってしかるべき巻数だと思われる。次巻に期待。

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(2013/07/10)
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