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厭な小説 / 京極夏彦

kage

2013/08/12 (Mon)

あらすじ。

「厭だ。厭だ。厭だ。」同期深谷の呪詛のような繰り言。パワハラ部長亀井に対する愚痴を聞かされ、うんざり
して帰宅した”私”を出迎えたのは、見知らぬ子供だった。巨大な顔。山羊のような瞳。

感想。

今更ながらの京極さん初読みです。凄く後味悪い本を初めての京極さんで選んでしまった^^;タイトル通りの
まさしく厭な小説でした。ホラー要素が少し混じっているが、短篇7篇がどれもものすごく読後感が厭だ。

どう厭かというと、小説では主人公の嫌がる事をどんどん実行する恐ろしい人?現象?がひたすら繰り返され
るのである。よくもまあ、これだけ胸糞悪いことばかり起こり、また作者もこれを書く気になったのだろう。
どれも救いがなく、恐ろしい。

特に厭なのが、「厭な老人」「厭な彼女」である。どちらも、凄く主人公の厭なことをする。そうとうなストレス
である。最悪最恐の老人であり彼女である。グリンピース嫌いだと言っているのに皿に山盛りに載せるとか
凄すぎる。何度も言っているのに。怖いわ。

まあ、面白いというよりは、胸糞悪いホラー的なものを求める気分には最適なのかも。そんな気分は自分
にはないが。そいうえば、最後はまさかの深谷だったな。深谷はそういう目に遭わないと思ったのに。
読後感は悪いが、実力のある作家さんなので他の作品も読んで見たいです。

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