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フリーター、家を買う。 / 有川浩

kage

2013/06/21 (Fri)

あらすじ。

就職先を三ヶ月で辞めて以来、自堕落気儘に親の脛を齧って暮らす”甘ったれ”25歳が、母親の病を機に
一念発起。バイトに精を出し、職探しに、大切な人を救うために、奔走する。

感想。

面白かった。図書館戦争とかより、こういう成長物語の方が好きだな。実は誠治はハイスペックな能力って
な感じもするが、そこはやはり母親の病気による一念発起。後半からの特に就職してからの物語は読んで
いて心地よい。姉が一緒にずっと住んでいればこんなことには・・・・って無理だけどそう思うよね。

父のわからずやっぷりや自尊心の高さからくるぶっきらぼうな態度などは本当にイライラきた。姉の言葉
の通り、チェック表で読んでいてほだされそうになった^^;。でも、そんな父でも経理の鬼のあだ名
通りの実力で誠治に簿記を教える様は頼もしい。まあ、上手なあしらい方を覚えた誠治にはチョロいか。

医療機器の会社に行かなくて正解だな。大悦土木の作業長はいいな、あんな上司はいないよねー。身体が
きつい土方を半年も続けた誠治はやはり見所があるね。しかし、千葉ちゃんとは不器用で生真面目な関係
がいいね。作者の持ち味のベタ甘に仕上げていたら物語の雰囲気が壊れるからこういう雰囲気がベスト。

最後の傍観者の章は、胸熱だった。女性の監督を売り込むために泥臭い営業にまで頑張る。作業長に一度
だけだが直に助けを求める様もかっこいい。誠治と千葉ちゃんとの関係もさることながらビジネス的な
感じでの前向きな行動、考え、部下への対応などはほんとに読んでいて前向きになれます。

自分も今、簿記じゃないけど資格の勉強をしているので頑張ろうという気になります。
いやー、これは前向きになりたい人にオススメですね。

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