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最終便に間に合えば / 林真理子

kage

2013/06/06 (Thu)

あらすじ。

世間に注目される新進の造花デザイナーとなった美登里は、仕事で訪れた札幌で昔の男と再会する。
表題作の「最終便に間に合えば」「京都まで」の直木賞受賞作ニ作品を含む傑作短篇集。

感想。

直木賞受賞作ニ作品を含む全5篇の短篇集。今更ながらのお初の作家さんです。女流の作家さんだけ
あって、女性主人公だからだけど、女性視点の物語でした。それぞれの感想ですが、

■最終便に間に合えば
これは、男性目線で言えば、元カノからの突然の再会でこれは好意がまだあるねと判断、そして一夜を
共にするチャンスだと考え誘惑する(結果、失敗するわけだけど)、それはよくある男性の考えで行為
で、取り立てて珍しいことではない。しかし、女性目線では、有名なクリエーターとなった自分を元カレ
に、わざと誘惑させ(つまり別れて勿体無いと思わせること、もう一度誘惑したくなる女と思わせる)、
振るという、仕返し?を敢行するというお話。まあ、それほどネットでの評価の駆け引きは感じられない。

■エンジェルのペン
体験したことしか執筆できない新人の作家の物語。タイトルの意味が不明だったり。
評価は、普通。

■てるてる坊主
確かに禿は気にするよね。若ければ若いほど。まあ、人は気に障ることってあるよねって感じ。

■ワイン
訳あって高級なワインをどうするかって話。ちょっとワインをもったいぶり過ぎかも?

■京都まで
ヘタレな彼氏に振られた話。彼と彼女の温度差というか、女性が辛い。話自体は、いまいち。

なぜ直木賞に選ばれるのがよく分からないが、それほど面白いとは思わなかった。

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