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勝手にふるえてろ / 綿矢りさ

kage

2013/04/13 (Sat)

あらすじ。

江藤良香、26歳。中学時代の同級生への片思い以外の恋愛経験ナシ。おたく期が長かったせいで現実世界
にうまく順応できないヨシカだったが、熱烈に愛している彼が出現!

感想。

彼氏が二人いるという始まりが、どんなモテ女が主人公だと思っていたら、いやはや妄想炸裂の片思いの彼
と、同じ会社の好きでもないが言い寄ってくる相手の二人を指して言っていることにヨシカの思い込みとい
うか、おたく期間の長い影響か、面白い部分である。「インストール」「蹴りたい背中」に比べると若若し
い感じは薄れている気もするが、おたくの主人公の恋愛なんて若者らしい題材で良い。ってか著者も若いが。

イチ彼は、中学時代に数回話したことあるだけ。好きだから贔屓目に見えてかっこよく見えてたというのが
よく描かれている。ヨシカの妄想が逞しい。まあ、自意識過剰だから、イチ彼の最後の反応におけるショック
はやむなしだな。おたくにはよくあることだけど・・・と思う。まあ、俺もおたくだけど。

ニ彼は個人的にはよくいる普通の男だと思う。しかし、好きでもない男から言い寄られる女の心の声というもの
は、厳しいし辛らつだな。しかし、誘われても付き合うというヨシカの行動も解せない。けど、ラストに向けての
伏線と捉えていけば、まあ・・・・ね。でも、ニ彼も頑張るよね。割といい奴だよね。

併録の「仲良くしようか」は、意味不明だった。思いついたことをどんどん書き連ねている。よくわからん。
何かメッセージ性を感じ取れる感性が欲しい。

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