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痺れる / 沼田まほかる

kage

2013/04/06 (Sat)

あらすじ。

十二年前、敬愛していた姑が失踪した。その日、何があったのか。老年を迎えつつある女性が、心の奥底に
しまい続けてきた瞑い秘密を独白する「林檎曼荼羅」他、いつまでも心に取り憑いて離れない、悪夢のよう
な九編を収録。

感想。

まほかるワールドが炸裂してました。後味の悪さ+不気味な怖さは健在で、似てないけど湊かなえとは別の
感じがたまらんです。まほかるのデビュー作が強烈で面白かったので、短篇集ですが手にとって見ました。
これは、正解でした。短篇ということで読みやすくオチも良かったです。

秀逸なのは「林檎曼荼羅」ですね。親の愛というか、自身の罪やその赦しを背負って生きている業のような
ものが凄惨でした。他は、女性がレイプされるものも被ってはいましたが、嫌な話です。そういうのがまほか
るらしいのかもしれなく、一気読みでしたが。

中には、オチが読めないまでも、普通と感じてしまうものもありました(普通といってもまほかるさんの中で
ですが)、が、嫌らしいぞくぞく感は損なわれていません。

ただ、やはり個人的には長編のが好きですね。短篇では刹那的なのでそこがね。しかし、十分面白かった
です。

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