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ロング・ロング・アゴー / 重松清

kage

2013/03/07 (Thu)

あらすじ。

最後まで誇り高かったクラスの女王さま。親戚中の嫌われ者のおじさん。不運つづきでも笑顔だった幼なじみ。
おとなになって思いだす初恋の相手。そして、子どもの頃のイタい自分。「こんなはずじゃなかった人生」に
訪れた、小さな奇跡を描く六つの物語。

感想。

今更ながらの初重松清作品。「再会」を共通のテーマにした六つの短篇集。1話目のその後が6話目で繋がっ
ている。どれも心にくる物語。しんみりきた。とくに良かったのが「永遠」「チャーリー」「人生はブラの上を」です。

「永遠」は、小学生の頃の友達はきっと永遠に友達だよねっていう話。だけど、現実はそうではない。しかし、
弟の当時の友達を探す姉の気持ちはしんみりきた。だって弟は純粋な気持ちだからね。自分はぼっちだから
こういう話はぐっとくる。ちょっと哀しい方面だけど。ラストは良かったが。

「チャーリー」は、自分はかまってくれるというか少しくらい苛められても褒められたり必要とされたりすると
嬉しく楽しくなる。そんな気持ちが出てて、それもなんかすごい分かる気がする。ぼっちだから。それが自分
の息子に投影している姿はなんか悲哀を感じ辛い。

「人生はブラの上を」は、ラッキーとハッピーは違うというセリフは印象的でした。

全体的にどれも良かったです。兄妹作品に「せんせい。」という短篇集があるみたいなのでそれも読んでみ
たいです。他の作品も。


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