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つるかめ助産院 / 小川糸

kage

2013/02/11 (Mon)

あらすじ。

夫が姿を消して傷心のまりあは、一人訪れた南の島で助産院長の鶴田亀子と出会い、予想外の妊娠を告げら
れる。命と誕生と再生の物語。

感想。

完全に女性向け。そりゃ妊娠や出産がメインテーマだから当たり前だけど。あらすじからして、夫は消えたけど
、その悲しみを乗り越えて南の島で、優しい助産院長に助産され出産するみたいな、温かくほわわんとした話
だと思ったけど、違った。

まりあは捨て子だし、つるかめさんの両親は自殺、パクチー嬢の親は事故死、長老に至っては死んでしまう。
結構重たい登場人物の過去とすごい。そんな中では、まりあは自分だけ被害者意識が強いとかそんなことを
感じたりしちゃうよね。つるかめさんやパクチー嬢は辛い過去があってもそれを糧にして命に携わる仕事を
したいと志たのだから立派である。

サミーは男だから、ほどほどの出番であまりクローズアップされていなかった。少し寂しい。エミリーと長老は
島に古くから居る人だから自然な感じで和む。

女性にしかない出産。その命を生むということは凄いことです。そういうことが書いてあります。当然誰もが
納得であり、男では正直完全には理解できない境地ですが、とにかく凄い。

しかし、ラストであっさりとあの男が出てきたことに無理やりの結末を持ってきた感じがした。それは
にんともかんとも。いいのか悪いのか。出てくるのならもっとドラマ性が欲しかった。

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