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天地明察 上 / 冲方丁

kage

2012/11/04 (Sun)

徳川四代将軍家綱の治世、ある「プロジェクト」が立ちあがる。即ち、日本独自の暦を作り上げるこ
と。当時使われていた暦・宣明暦は正確さを失い、ずれが生じ始めていた。改暦の実行者として
選ばれたのは渋川春海。

感想。

2010年の本屋大賞受賞ほか、多数の受賞をもらっただけはある、のっけからかなり引き込まれ
面白い!と唸りました。史実を基にしてつくられていて、wikiで上巻を読み終えた後、しっかりいろ
んな人物をみましたよ^^

碁打ちという職につきながら、算術を筆頭としていろんな学問に通じており、特に算術がすきなの
だというとこと、地面にて所かまわず計算し熱中するのは何とも羨ましいとさえ感じました。また
えんとの微笑ましいやりとりもいい。自分の趣味に没頭して遂には北極出地まで随行できるなん
て凄い。その旅中でもえんの笑顔に癒される。二人はお似合いだね。

春海の誤問に関しても精一杯の設問も恥をかいたと思っても関さんには心意気を汲み取ってもら
い、なんと熱いことか。その後に設問を解いて貰い、拍手を打ちたくなるのもわかるな。やはり
あの算額絵馬との出会いは、春海の衝撃で人生の着火点というか生きがいに直結した素晴らしい
ものだな。そんな出会いはそうそうないよね。

北極出地でも建部や伊藤などいい出会いをしているし、老中酒井や本因坊道策など碁打ちの人
脈のなせるわざとはいえ、また自分の趣味が高じてのさまざな出会いなど芸は身を助けるとは
そういうことかみたいな。しかし、春海の非凡なあるいは物事に熱中する具合が人を惹き付ける
のだろうな。

しかし、上巻からかなり面白い。文章も上手いし読みやすい。時代小説であるも難しくない
感じもいい。春海が生き生きしている。いや下巻が楽しみだ。

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