クーデレな彼女とキスがしたい(2) / 水口敬文

2012/09/09 (Sun)
クールだけど時折見せる笑顔が愛らしい雪穂と付き合いを続ける和希だが、いまだ肝心のキスはできていなかった。二人の幼馴染から積極的に迫られるようになり、心も身体もちょっと陥落寸前に。
感想。
クーデレVSヤンデレVSセクハラ女の和希を巡る争いが激しい2巻。タイトルのことをクリアしたので
多分、2巻で完結だと思われる。もう少し雪穂のクールとデレの部分の描写を上手く表現してほしか
った。そして楓歌のキャラが1巻に比べると大分変わった感じ。楓歌の印象があまり無かったので
ツンデレとも感じなかったが、この巻では随分出番多かったし積極的。
ヤンデレである藍那は相変わらずの変態でヤンデレ、1巻よりはおとなしいが。しかし、変態である。
楓歌は、セクハラするが積極的で意外といい子だな。一番まともに見える。和希が雪穂との付き合
いに悩んでいるの間、アプローチし雪穂より自分に振り向かせようとする。好意の表現が積極的だ
し考えているから和希も落ちそうになるのは十分に分かる。
一方、雪穂の方も和希との中を進展させようとそして楓歌や藍那に負けたくないそれは彼女として
そのポジションを譲らないように頑張っているのが分かり微笑ましい。クールというよりは不器用
って感じはするのだが・・・・・・^^;、本の知識で主に行動するとことかね。しかし、次第に和希
のことが無感動だった雪穂の心を満たしていく。それは雪穂が次第に感じる和希への想い。いいね。
主人公は、雪穂のはじめのうちのアプローチは心からでないと拒否る。本で得た知識等だから。
でも、雪穂の努力も理解してほしい気もしたが、最後は雪穂が告白したことによって主人公の想い
も報われる。
総評としては、2巻で終わって丁度良い量だったが、クーデレという観点では少し尻すぼみ。
しかし、ラブコメ的にはまあまあなので、武器であるクーデレの見せ所がもっと良いといいのに。

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