2017 07 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. »  2017 09

白貌の伝道師 / 虚淵玄

kage

2012/08/25 (Sat)

人とエルフ、異なるふたつの種族の血を分け合う身であるがゆえに蔑まれて育ち、メラネイド伯爵の
嫡子・アーウィンに謀られた半エルフの娘・アルシア。ラゼィルと知り合ったアルシアは谺谷へ。

感想。

2004年にコミケで売られたニトロ+の公式同人小説です。これが、商業出版されたのが今回の星海
社版です。まさしくダークファンタジー。主人公が悪人で、そしてクズがでてくる、どうしようもなく救
いのない物語ですが、非常に面白かったです。自分は、まどマギで虚淵氏をしったくちですが、ま
どマギでも放映前から”血だまりスケッチ”と言われるほど脚本にはそういう傾向があるということ
を知りました。さすがバッドエンドを得意とする作者だけの物語である。

主人公のラゼィルは、ある意味狂信者だった。悪人ではあるがそういう思考で悪事を働いていたの
かと。まあ、種族による対立とかあるにしてもそういうことかと。しかし、種族でその名を知られてい
るからといっても、無敵すぎるな。そして白貌とはそういう意味かと思いました。

アルシアは特に、救いが無いな。恋した人に二度も裏切られ、人とエルフの混血種だから両方から
蔑まれ、野盗からは陵辱されとさんざんな目にあって、終いには・・・・・・。しかし、アーウィンには
意趣返しが出来て良かったといえば良かったが。裏切られたのに、必死で懇願するアーウィンを
一瞬でも信じてしまうのは恋した、惚れた人の弱みか、それともアルシアの弱さか。

虚淵氏は、バッドエンド書かせたら面白いな。昔からのファンは”白貌の伝道師”程度では甘いか
も知れませんが。星海社FICTIONSは値段が高いので、フェイトゼロみたいな星海社文庫等
で出して欲しい。

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村

白貌の伝道師 (星海社FICTIONS)白貌の伝道師 (星海社FICTIONS)
(2012/03/16)
虚淵 玄

商品詳細を見る


コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック