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カラフル / 森絵都

kage

2012/02/21 (Tue)

生前の罪により、輪廻のサイクルから外されたぼくの魂。だが天使業界の抽選にあたり、再挑戦のチ
ャンスを得た。自殺を図った少年、真の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければならない
のだ。

感想。

アニメ化もされた作品で直木賞作家が書いたもの。面白かったです。主人公のオチというか生前の
罪は中盤で分かりましたが、オチとかどうのではなくメッセージ性のある物語で読んでいて、その
メッセージとかについて思いを馳せながら読んでいました。

主人公は、生前の罪によって輪廻のサイクルから外されたが、突然、天使から抽選に当たったと、
自殺した小林真という少年の体にホームステイ(魂が入る)し、生前の罪を思い出せば輪廻のサイ
クルに戻れるというチャンスを得る。しかし、その小林真の家族は父親、母親、兄と誰もが悩み
というか問題を抱えていて・・・・・・

父親は利己的、母親は不倫、兄は意地悪、好きな学校の後輩は援助交際、と小林真の抱える人間
関係は複雑で、主人公もそんな事情を天使プラプラから聞き、関わりたくないと投げ出すも、
次第にそれぞれの事情を聞き立ち入ることで許せないまでも理解していく様はいいね。そして
真と同じく絵に心を癒されるのは真の体に染み付いたものだね。

やっぱり、気楽に気負わず好きなように生きていきなさいと生きることをメッセージとして捕ら
れるじゃないかと思う。当然、自殺はダメ。そして普通のことが大事かとか母親の平凡コンプレ
ックスとかがよく表してますね。これはオススメです。

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