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八日目の蝉 / 角田光代

kage

2018/01/22 (Mon)

あらすじ。

逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか…。東京から名古屋へ、女たちにかくまわれながら、小豆島へ。偽りの母子の先が見えない逃亡生活、そしてその後のふたりに光はきざすのか。心ゆさぶるラストまで息もつがせぬ傑作長編。第二回中央公論文芸賞受賞作。

感想。

初めて読む著者(角田光代さん)の作品です。個人的には母性の話でもあり男性である自分に
は想像の域を出ない読解力になりますので、十分に楽しめたかは分かりませんがそれでも
愛憎の果てにある母という存在に驚かされると同時に強いなと思いました。

この作品は1章の子供を誘拐した誘拐犯の女性の話と2章のその誘拐された少女の話の2編
からなっている。1章は変な団体に住み込んだり、小豆島に住んだりと逃げて逃げて誘拐した
少女を育てている。小豆島のお祭りで撮影された写真が全国紙に載りそれがきっかけで
逮捕されることになる。

子どもの為に必死で生き逃れていく様は読んでいて辛い部分もある。
しかし、偽りの母として必死に過ごすのは何故か悲しくも映った。

2章は誘拐された少女が保護され、本当の家族の家で過ごしているところ。
少女はもう大学2年生。1章の希和子と似たような過ごし方?になっている。
しかし、最後は誘拐犯の希和子を心の中で受け入れる様は成長した姿が眩しかった。
岡山港で希和子と恵里菜がすれ違たところがお互いの小豆島での平和な生活が心の
中で大切な記憶として残っているのが想像できて良かった。

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kage


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