よるのばけもの / 住野よる

2017/03/27 (Mon)
あらすじ。夜になると、僕は化け物になる。寝ていても座っていても立っていても、それは深夜に突然やってくる。
ある日、化け物になった僕は、忘れ物をとりに夜の学校へと忍びこんだ。
誰もいない、と思っていた夜の教室。だけどそこには、なぜかクラスメイトの矢野さつきがいて――。
感想。
著者の3つ目の作品。この話は苦手だ。心を抉られる話で読んでて辛かった。
君の膵臓がたべたいが凄く有名になって一躍、有名作家になったと思うが刊行するペースが
早くて嬉しいです。引き続き追っていきたいです。
一言でいうと、いじめられっ子がいて、その子を消極的というか普通にいじめていた子が次第に
その子と化け物の姿でよるのばけものとして会話して、とうとう学校で声をかけてしまう。
そしてその会話をした子もクラスで嫌われて終わる作品。
まず、あっちーが何故夜になると目が8つ、足が6本、尻尾が4本のばけものになるのかが不明。
物語の最後までその現象は治らない。そして、双葉とさつきの喧嘩の原因が一番の肝なのに
そこを書かないとかおかしい。これがわからないとなぜさつきがいじめられているのかが不明。
はっきりと消化不良感が否めない。だから読後感も悪い。
あっちーとさつきの会話でホントの自分はどっちだろうみたいな話。だれもが二面性を持っている
と思うが、ホントの自分って何だろうと思うも、そんなの考えないよね普段。
とにかく苦手な作品。しかし、また次回作も読んでみよう。
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