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ペテロの葬列(上) / 宮部みゆき

kage

2017/02/06 (Mon)

あらすじ。

「皆さん、お静かに。動かないでください」。拳銃を持った、丁寧な口調の老人が企てたバスジャック。
乗客の一人に、杉村三郎がいた。呆気なく解決したと思われたその事件は、しかし、日本社会の、
そして人間の心に潜む巨大な闇への入り口にすぎなかった。

感想。

杉村三郎シリーズ第三弾の上巻。相変わらず筆者の書く物語は圧倒的な面白さを感じます。
そしてこのシリーズは読むと人間の嫌な部分をクローズアップしているので嫌な気分にもなり、
憂鬱にもなります。しかし、一気読みしてしまうほどに惹きこまれます。

今回は取材で訪れた元役員の家からの帰途でバスジャックに遭う。警察の突入で事件の解決
も呆気なかったように思われるもまだまだ謎は尽きなかった。そしてグループ広報室でも問題
が発生。二つの問題を同時進行で進めて行くと思われる下巻が楽しみで早く読みたい。

編集長である園田女子の意外な過去が明らかになり、辛い過去が有ったことに普段感じる
強い女性が印象を異にするところもある。STとかいう研修は多分だが実例を基にしたことだろう
と推察する。企業の研修など最近はCSRや色々世間がうるさい事もいうが昔は凄そうだ。

杉村が会長に預けた退職届。社に迷惑が掛かるという理由で預けた訳だが、どうなるのか。
杉村もほんとに探偵みたいになってきたな。そのうちホントになったりして。

早く下巻を読んで、最新作の希望荘も読みたいです。

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kage


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