2017 09 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. »  2017 11

四月になれば彼女は / 川村元気

kage

2017/01/21 (Sat)

あらすじ。

4月、はじめて付き合った彼女から手紙が届いた。そのとき僕は結婚を決めていた。愛しているのかわからない人と―。天空の鏡・ウユニ塩湖で書かれたそれには、恋の瑞々しいはじまりとともに、二人が付き合っていた頃の記憶が綴られていた。ある事件をきっかけに別れてしまった彼女は、なぜ今になって手紙を書いてきたのか。時を同じくして、1年後に結婚をひかえている婚約者、彼女の妹、職場の同僚の恋模様にも、劇的な変化がおとずれる。愛している、愛されている。そのことを確認したいと切実に願う。けれどなぜ、恋も愛も、やがては過ぎ去っていってしまうのか―。失った恋に翻弄される、12カ月がはじまる。

感想。

「世界から猫が消えたなら」「億男」がライトだけどテーマもしっかりしていて考えることもあり読み応え
もあった。今作はどうか?この作品も愛する、愛される、それを確認できる術はなく一瞬のことである
とテーマは難しく、ぼっちな自分には考えはするけど感情移入は困難な作品でした。そして個人的
には無駄にシリアスで前2作の雰囲気を継承してなく俗な小説と感じた。

ハルと大島の間に有ったことが、ぼやけて描写され消化不良だった。結構重要な事が察しろでは
個人的には面白くない。綺麗に創作しようとの試みだとも感じるが・・・・。

主人公の自分の事が良くわからない、好きな物がない、のめり込むものがないみたいな感情は
よくわかる。自分は熱しやすく冷めやすい所もあるので、そういう主人公の部分もなんとなく分かる。
弥生も同じ人種だ。自分がどうなのか理解していない。よく考えてみれば等しく誰でもそういう部分は
抱えてると思われるが、リア充などは毎日楽しいのだろうな。人生、深く考えても深みにはまるだけ
なので刹那的に生きた方が楽かも。それが出来れば苦労はしないが。

個人的には最後は救いがあったが全体的に重く暗い湿った雰囲気が馴染めず面白味は感じない。
しかし、次作も読むと思う。期待したい。

コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック