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ユリゴコロ / 沼田まほかる

kage

2017/01/30 (Mon)

あらすじ。

ある一家で見つかった「ユリゴコロ」と題された4冊のノート。それは殺人に取り憑かれた人間
の生々しい告白文だった。この一家の過去にいったい何があったのか。

感想。

久々の沼田まほかる作品。デビュー作が強烈に面白かったので気になる作家でもあります。
著者もイヤミスに分類される作品群を多く書いているというか、イヤミスとよく言われる。
つくづくイヤミスを手に取ってみることが多いかな~とふと思ったりします。

今回は、余命幾ばくもない父の家で古いノート4冊を発見した。その内容は生々しい過去が
有り、殺人をしtがことを記載してある。それは自分の母の所業か?気になり最後まで読み
始める。そこで父にも尋ねると真実が見えてきて・・・

物語の前半はノートを読んでいることになるが、内容が読んでいて辛かった。殺人衝動という
やつが心に自然と沸き上がり実行していくさまは読んでいて憂鬱になります。そのまま著者
なら突っ走るだろうと身構えていたら、物語の後半から救いがあることがあった。それで
読後感が大分違う。救いがあって良かった。

湊かなえさんもそうだが、デビュー作が強烈に面白いと次作から比較されるので大変だろう
と思うも、その作者たちの作品を追いかけてしまいたくなるので成功している。

また著者の作品は3つしか読んでいないので、機会を見て他も読もうと思いました。