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愚者のエンドロール / 米澤穂信

kage

2014/09/29 (Mon)

あらすじ。

「わたし気になります」文化祭に出展するクラス制作の自主映画を観て千反田えるが呟いた。その映画
のラストでは、廃屋の鍵のかかった密室で少年が腕を切り落とされ死んでいた。誰が彼を殺したのか?

感想。

古典部シリーズ第二弾!面白かった。この巻もアニメで見ているので記憶に僅かながら残っている部分
はそれで再生された。やはりえるたそは可愛いね。まあ、印象はそれだが。今回も見事に謎を解いて
見せる折木だが、まだそこには隠された思いがあった。

自主映画制作の脚本担当が病欠ということで映画の解決編が取れない。解決編の脚本が不明なため
殺人のトリックが分からないので、女帝の入須からそれを解いて欲しいとの依頼が来た。

制作のスタッフから色々話を聴取しつつ古典部メンバーで推理していくのは、まあ、氷菓でも同じ。だが、
今回もえるたそが、気になりますと違和感を訴えていた。その違和感は突如として折木を襲った衝撃は
脚本担当の思いを浮かび上がらせる。上手い構成であり、読んでいて唸りました。

女帝入須の言葉は深みがあります。流石、人を動かす才をお持ちの人だ。探偵ではなく推理作家だと
いう言葉を連想した折木は見事に女帝の策に嵌るも、途中で気付く。が、しかし、完全ではないところ
が、まだ真相に至っていないことを最後に持ってくる作者は上手い。

供恵姉ちゃん、海外から何でもお見通しなのね。折木を遠隔操作するし、全く恐ろしいね。この巻までは
アニメイトのポイントで購入したのですが、次巻からは図書館から借りるか。少し積読を消化してからに
しようかな。

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愚者のエンドロール (角川文庫)愚者のエンドロール (角川文庫)
(2002/07/31)
米澤 穂信

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