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ブルースカイ / 桜庭一樹

kage

2012/11/30 (Fri)

1627年、魔女狩りの嵐が吹き荒れるドイツ・レンスで10歳の少女マリーは、<アンチ・キリスト>と
遭遇する。2022年、近未来のシンガポールで、青年のディッキーは、かつて絶滅したはずの<少
女>というクリーチャーと出会う。そして2007年、鹿児島。私は、青い空の下にいた。

感想。

桜庭一樹の初期のSF。第一章はファンタジーぽく、だんだん二章三章とSFとなる。第一章は1627
年の魔女狩りのが激しいドイツ、第二章は2022年の近未来のシンガポール、そして第三章は20
07年の鹿児島と3つの舞台が主になる。物語構成で三章で大体の謎が判明するわけだが、かなり
短く、淡々と描かれている感じが戸惑うというか、この作品を自分がいまいちと思う理由かもしれな
い。

なぜ物語の舞台が3つもあるかというと、この物語は女子高生がタイムスリップする話だからです。
なぜかは言えませんが、時空管理官に追われているから。それぞれの舞台は少女マリー、青年デ
ィッキーの視点で語られます(三章は女子高生視点)。

正直、2章がつまらなかったです。3日で読了したのですが、第二章がちょっと飽きていた。まあ、
女子高生が登場するのは、それぞれの章では後半からで、それまでのそれぞれの視点の物語は
なんだったのかみたいな感じもあるし、三章のネタバレでふーんとなるも、前フリが長く辛い。

タイムスリップに関しては、よくあるタイムパラドックスなどの理論というかそういうのは無く、とにか
く逃げる。しかし、結末は、そうなるのかと思った。初期の桜庭一樹氏の作品ということで、それ
もSFということで?、この作品は錬度が低い感じも受けるが、雰囲気はよく、楽しめました。
いまいちだったけどね^^;

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(2012/05/10)
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