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ビアンカ・オーバースタディ / 筒井康隆

kage

2012/09/28 (Fri)

あらゆる男子生徒の視線をくぎ付けにする超絶美少女・ビアンカ北町の放課後は、ちょっと危険な生
物学の実験研究にのめりこむ生物研究部員。そんな彼女の前に突然、”未来人”が現れて!?

感想。

文学界の巨匠・筒井御大がライトノベルに挑んだ。さすがもういい年なのにまだまだ挑戦の志がある
のが凄すぎる。帯には2010年代の『時をかける少女』と謳っているので、どんな感じなのかなと思
ったら、学園もので未来人がいるという点が似ているが、やはり別物です。

未来が危機に陥っていて助ける話なのだけれど、しかし、未来人と看破するのがあまりにも簡単すぎ
たな。ビアンカすごいだろ、それ。未来人もあっさり正体をバラすし。まあ、そこはラノベらしい展開とい
えばそうかも知れない。

しかし、ビアンカは手○キしすぎだろ!いくら人間の受精に興味があるからって……ちょっとワロタ。
採取した精子をカエルと受精させて人面カエルをつくるとか。人間の知性を得て戦うところはそれほど
知性的な戦いはしてなかったが、まあ、混合種なりの逞しさとかあったかな。

そして沼田は、剃刀であれをとってしまうとは衝撃的でした。ビアンカが必要としてるからって犯罪する
のか。相手がやくざとはいっても。それのカエルは強かったが。

総評として、出てくる男子はセクハラ多かった。そして面白かった。ありがちなSFの展開とはいえ
御大らしい感じが出てて読み応えがあった。続編は書かないみたいだが、小説だけでなくラノベも
どんどん描いて欲しいものです。

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ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)
(2012/08/17)
筒井 康隆

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