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カテゴリ:その他一般のレーベル の記事リスト(エントリー順)

ダイイング・アイ / 東野圭吾

kage

2017/04/10 (Mon)

あらすじ。

記憶を一部喪失した雨村槇介は、自分が死亡事故を起こした過去を知らされる。なぜ、そんな重要なことを忘れてしまったのだろう。事故の状況を調べる慎介だが、以前の自分が何を考えて行動していたのか、思い出せない。しかも、関係者が徐々に怪しい動きを見せ始める…。

感想。

安定して面白い東野作品の中で個人的にはいまいちな作品。ミドリの異変はオカルトめいていて
タイトルの意味がそういうことかとなるが、この手の内容で構成であれば普通のトリックというか
謎の方がしっくりくという気がする。著者がガリレオでも見せたオカルト色もあっての意欲作と
いうことにあるのか。

人身事故をした過去を持つ雨村。自分が事故死させた女性の旦那に頭を殴られ入院。その旦那
は自殺を遂げる。事故の記憶喪失していた雨村はその記憶を探りに動く。動くと謎の女が現れ・・・。

エロティクな場面が多くあり、女性の神秘性や魔性がそういう部分で表現されていたが、目の
部分の謎が判明しないうちは、なぜそうなるのかが分からずエロしか感じなかった。

成美の行方が気になるし、雨村の前から姿が消えた本当の理由が気になる。雨村の推理で
明かされているが、そういう理由なのかな?とすると死んでいるのかも。謎です。

ガリレオの苦悩 / 東野圭吾

kage

2017/04/07 (Fri)

あらすじ。

“悪魔の手”と名のる人物から、警視庁に送りつけられた怪文書。そこには、連続殺人の犯行予告と、帝都大学准教授・湯川学を名指して挑発する文面が記されていた。湯川を標的とする犯人の狙いは何か?常識を超えた恐るべき殺人方法とは?邪悪な犯罪者と天才物理学者の対決を圧倒的スケールで描く、大人気シリーズ第四弾。

感想。

ガリレオシリーズ第四弾!今回は短篇集。今巻から内海刑事という女性が登場します。ドラマで
は柴咲コウが演じてたらしい。当初より草薙刑事でしっくりきてて、内海刑事が出てどうなるかと
おもったが、何かしらのスパイスというか物語の幅が広がったような気がします。

操縦るや攪乱すは湯川の恩師や同じ科学者という立場の人が出てきて、話が短篇とは思えない
内容の濃さに唸らされた。どちらも当然、科学を基にしたトリックで湯川の推理が炸裂して爽快
でした。

ダウジングの話は、JCが嘘をついていたという事で科学的な解決方法ではないのが少し残念。
でも、心の背中を後押ししてくれるというダウジングにそう意味付けした湯川には温かさを感じた。

今回も面白かった。また次もかりてこなっくちゃ。

容疑者Xの献身 / 東野圭吾

kage

2017/04/03 (Mon)

あらすじ。

直木賞受賞作

感想。

ガリレオシリーズ第三弾!にして初の長編。圧巻でした。二人の天才の対決には唸らされた。
そして、些細?なきっかけから人を好きになり、これほど愛情を注げるのか、愛することができる
のか、全てを捧げ犠牲にできるか、を見せられ感嘆し、純愛の物語であった。

元夫を殺害してしまった花岡母娘。それを巧妙に隠ぺいした高校の教師の石神。容疑者の周辺
を聞き込みしている中で花岡の隣に住む石神を知る。その石神は帝都大学出身。そのことを
湯川に話したら、湯川の同期であり彼に会いたいと言う。そこから・・・。

石神のアリバイ工作は見事だ。アリバイに注意を向けて実は奇想天外なトリックで警察を
欺く頭脳は天才である。それを見破る湯川はさらに凄い訳だが。

間違いなく傑作である。石神の純愛にある意味、憧憬すら覚えた。自分は独身長いし、愛する
ということはどんなことかよくわかりません。人を愛するという事は偉大ですね。

いつか、TSUTAYAでDVD借りて映画を見てみたいです。さて、次の第四弾を借りてこなければ。

探偵ガリレオ / 東野圭吾

kage

2017/03/28 (Tue)

あらすじ。

突然、燃え上がった若者の頭、心臓だけ腐った男の死体、池に浮んだデスマスク、幽体離脱した少年…警視庁捜査一課の草薙俊平が、説明のつかない難事件にぶつかったとき、必ず訪ねる友人がいる。帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川学。常識を超えた謎に天才科学者が挑む、連作ミステリーのシリーズ第一作。

感想。

東野圭吾の本をいくつか読んでいるがガリレオシリーズは初。シリーズ読破するぞーー。
ドラマも見てないので新鮮に読めた。第一巻ということもあり連作短篇ということもあり話はシンプルで
読み易かった。色々な化学現象で殺人が可能なのだなと感心してしまう。そしてドラマで有名なセリフ
である「実に面白い」は原作では出てない。テレビの演出か。

どの話も湯川の推理が冴えていて安心して読めました。刑事もドラマは女性であったが原作では
草薙刑事と男性。性別はどちらでも良いが読みだすと原作がしっくりくるな。

優待離脱の話は結局は嘘だったのか。ま、非科学的な内容だけにオチはそうなるが少し残念。
あと歯医者の被害者があの論文を書いたというのは、歯学部でもそんなの書くのかなと疑問だった。

ガリレオシリーズ読むのが楽しみになってきました。さて次も図書館で予約しなきゃ。

よるのばけもの / 住野よる

kage

2017/03/27 (Mon)

あらすじ。

夜になると、僕は化け物になる。寝ていても座っていても立っていても、それは深夜に突然やってくる。
ある日、化け物になった僕は、忘れ物をとりに夜の学校へと忍びこんだ。
誰もいない、と思っていた夜の教室。だけどそこには、なぜかクラスメイトの矢野さつきがいて――。

感想。

著者の3つ目の作品。この話は苦手だ。心を抉られる話で読んでて辛かった。
君の膵臓がたべたいが凄く有名になって一躍、有名作家になったと思うが刊行するペースが
早くて嬉しいです。引き続き追っていきたいです。

一言でいうと、いじめられっ子がいて、その子を消極的というか普通にいじめていた子が次第に
その子と化け物の姿でよるのばけものとして会話して、とうとう学校で声をかけてしまう。
そしてその会話をした子もクラスで嫌われて終わる作品。

まず、あっちーが何故夜になると目が8つ、足が6本、尻尾が4本のばけものになるのかが不明。
物語の最後までその現象は治らない。そして、双葉とさつきの喧嘩の原因が一番の肝なのに
そこを書かないとかおかしい。これがわからないとなぜさつきがいじめられているのかが不明。
はっきりと消化不良感が否めない。だから読後感も悪い。

あっちーとさつきの会話でホントの自分はどっちだろうみたいな話。だれもが二面性を持っている
と思うが、ホントの自分って何だろうと思うも、そんなの考えないよね普段。

とにかく苦手な作品。しかし、また次回作も読んでみよう。