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カテゴリ:星海社文庫/星海社FICTIONS の記事リスト(エントリー順)

鬼哭街 / 虚淵玄

kage

2016/12/05 (Mon)

あらすじ。

かつて友と信じた男の裏切りにより、辱めの果てに命を奪われた自身の妹・瑞麗の仇を討つため、
犯罪都市・上海へと舞い戻った孔濤羅。一振りの倭刀と必殺の電磁発頸「紫電掌」を武器に、
凶悪無比な五人の仇敵たちへの復讐劇の火蓋はついに切られた!

感想。

久々の虚淵作品。面白かった。舞台は未来の犯罪都市となっている上海。サイバーパンク武侠片
、ただの復讐劇かな~と思ったが違った。愛に魅せられ愛に生きる人々の狂気にも似た物語でも
ある。

さて虚淵さんは、「魔法少女まどか・マギカ」で一般的には知名度を上げました。が昔からエロゲー
のシナリオを書いていた人ですね。その作品の一つがこれです。文章が舞台設定の上海という
ところから関係があるのか、やたら難しい漢字を使う。始めは読みづらかったがすぐに慣れた。

裏社会に生きる孔。友で兄弟子でもある劉含む五人に妹を犯され魂を五つに分割され五体の
ガイノイド(人形)に転写される。その惨劇の復讐劇を孔は行う。五つに分割された魂を再統合
し妹を手に入れる為。

武芸家の話もある。内家拳法と外家拳法の対決という側面もありそこはあくまで側面だが、
面白い。よく考えると面白い、そして愛に対して恐ろしい側面と魅了される側面があることが
あるが、意外にもそれ以外は心に響くことはない。

ビアンカ・オーバースタディ / 筒井康隆

kage

2012/09/28 (Fri)

あらゆる男子生徒の視線をくぎ付けにする超絶美少女・ビアンカ北町の放課後は、ちょっと危険な生
物学の実験研究にのめりこむ生物研究部員。そんな彼女の前に突然、”未来人”が現れて!?

感想。

文学界の巨匠・筒井御大がライトノベルに挑んだ。さすがもういい年なのにまだまだ挑戦の志がある
のが凄すぎる。帯には2010年代の『時をかける少女』と謳っているので、どんな感じなのかなと思
ったら、学園もので未来人がいるという点が似ているが、やはり別物です。

未来が危機に陥っていて助ける話なのだけれど、しかし、未来人と看破するのがあまりにも簡単すぎ
たな。ビアンカすごいだろ、それ。未来人もあっさり正体をバラすし。まあ、そこはラノベらしい展開とい
えばそうかも知れない。

しかし、ビアンカは手○キしすぎだろ!いくら人間の受精に興味があるからって……ちょっとワロタ。
採取した精子をカエルと受精させて人面カエルをつくるとか。人間の知性を得て戦うところはそれほど
知性的な戦いはしてなかったが、まあ、混合種なりの逞しさとかあったかな。

そして沼田は、剃刀であれをとってしまうとは衝撃的でした。ビアンカが必要としてるからって犯罪する
のか。相手がやくざとはいっても。それのカエルは強かったが。

総評として、出てくる男子はセクハラ多かった。そして面白かった。ありがちなSFの展開とはいえ
御大らしい感じが出てて読み応えがあった。続編は書かないみたいだが、小説だけでなくラノベも
どんどん描いて欲しいものです。

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ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)
(2012/08/17)
筒井 康隆

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白貌の伝道師 / 虚淵玄

kage

2012/08/25 (Sat)

人とエルフ、異なるふたつの種族の血を分け合う身であるがゆえに蔑まれて育ち、メラネイド伯爵の
嫡子・アーウィンに謀られた半エルフの娘・アルシア。ラゼィルと知り合ったアルシアは谺谷へ。

感想。

2004年にコミケで売られたニトロ+の公式同人小説です。これが、商業出版されたのが今回の星海
社版です。まさしくダークファンタジー。主人公が悪人で、そしてクズがでてくる、どうしようもなく救
いのない物語ですが、非常に面白かったです。自分は、まどマギで虚淵氏をしったくちですが、ま
どマギでも放映前から”血だまりスケッチ”と言われるほど脚本にはそういう傾向があるということ
を知りました。さすがバッドエンドを得意とする作者だけの物語である。

主人公のラゼィルは、ある意味狂信者だった。悪人ではあるがそういう思考で悪事を働いていたの
かと。まあ、種族による対立とかあるにしてもそういうことかと。しかし、種族でその名を知られてい
るからといっても、無敵すぎるな。そして白貌とはそういう意味かと思いました。

アルシアは特に、救いが無いな。恋した人に二度も裏切られ、人とエルフの混血種だから両方から
蔑まれ、野盗からは陵辱されとさんざんな目にあって、終いには・・・・・・。しかし、アーウィンには
意趣返しが出来て良かったといえば良かったが。裏切られたのに、必死で懇願するアーウィンを
一瞬でも信じてしまうのは恋した、惚れた人の弱みか、それともアルシアの弱さか。

虚淵氏は、バッドエンド書かせたら面白いな。昔からのファンは”白貌の伝道師”程度では甘いか
も知れませんが。星海社FICTIONSは値段が高いので、フェイトゼロみたいな星海社文庫等
で出して欲しい。

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白貌の伝道師 (星海社FICTIONS)白貌の伝道師 (星海社FICTIONS)
(2012/03/16)
虚淵 玄

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空の境界 未来福音 / 奈須きのこ

kage

2011/11/25 (Fri)

空の境界の正式な外伝。未来視の少女・瀬尾静音と出会った黒桐幹也と、同じく未来視の連続爆弾
魔・倉密メルカと出会った両儀式。ふたつの”未来”が重なり合う結末=未来は!?

感想。

短編ということですが、すごく楽しめました。同人版には漫画もついてるそうで・・・・見てみたいな。
これは、空の境界を読んでいる人には、是非読んで欲しいですね。なんたって二人の愛の○○が・・・
出てますからね。

本編に少し話しに出てた未来視の人の話になると思います。未来を測定する人物に対しての式は
やはり凄かった。さすが魔眼の持ち主だ。あっぱれ。

そして、未那は、可愛らしいな。この子の話しがみたいな。1本長編書いて欲しいなー。

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空の境界 未来福音 (星海社文庫)空の境界 未来福音 (星海社文庫)
(2011/11/11)
奈須 きのこ、武内 崇 他

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