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カテゴリ:角川文庫 の記事リスト(エントリー順)

今日からマ王! カロリアⅡ編 / 喬林知

kage

2017/08/08 (Tue)

あらすじ。

優勝すればどんな願いでも叶えてくれるという「天下一武闘会」に参加することになった
渋谷有利の職業は魔王。ところがテンカブの主催国は魔族と敵対する大シマロン。そのため
身分を偽り、カロリア代表となって競技にエントリーしたユーリだったが、衆人環視の中、
最後の対戦相手として現れたのは、よもやまさかの人物で・・・・。

感想。

カロリア編完結。いやー、いろいろな謎が分かりましたよ。なぜ村田が異世界へ来ても動じず
平気なのか、それは双黒の大賢者だったとは、いやはや驚いたね。これでユーリは地球にも
ユーリが魔王であることを知る人が出来たことでユーリも嬉しいはずだ。

テンカブはおもいっきりドラゴンボールをモチーフにしてるな。それはいいとして、ユーリ魔王の
はずだけど、ジュリアの魂なのか。だからコンラッドも従順なのか。いや魔王だからだけど。
グランツの言葉がきになるな。

しかし、コンラッドが人間の王の血筋だったとは。そして大シマロンに仕えてしまうとは。
いくら自分の祖先の土地、いわゆる故郷だからといってもまさかね・・・。ユーリから鞍替え
するとは凄く驚いた。しかし、あの爆発から生きていたとは、左腕は切断されたのではないのか。

角川文庫でしか読んだことがないので、続編は出ていない。彩雲国物語みたいに角川文庫
で出ると途中で刊行がストップし放置される運命なのか。角川さん何とかして。

今日からマ王! カロリア編 / 喬林知

kage

2017/04/17 (Mon)

あらすじ。

真夏の海辺でアルバイト中に流され、毎度おなじみ異世界へ辿りついた渋谷有利の職業は
魔王。しかし今回は様子が変だ。ユーリが統治する眞魔国に、何やら陰謀の匂いが・・・。

感想。

いつものくだらないギャグを挟みながらの今回はシリアス成分が多めで面白かった。
最初はなぜ村田が一緒に異世界にこれるのか疑問でした。この巻ではまだ謎ですがどうやら
猊下と呼ばれている?ので魔族なのかな?

いきなり冒頭からギュンターやコンラート、ユーリが襲われコンラートは左腕を切断される
ことに。まじか!と思った。そして生死が不明である。きっと生きていると思うがあのコンラート
がこんな事態になるなんて。

そしてギュンターのギャグ要員過ぎるのがツボである。巻を追うごとに酷くなっているな。これは
誉め言葉です。ギュンターはいい味出してるな。アニメ見たことないけど見てみたいな~。

箱は人間が手にして魔族に戦いを挑むことになりそうだけど、人間が好戦的過ぎて凄い。
戦争をユーリが止めることができるかこの先が気になります。

泣き童子 三島屋変調百物語参之続  / 宮部みゆき

kage

2017/01/15 (Sun)

あらすじ。

三島屋伊兵衛の姪・おちか一人が聞いては聞き捨てる変わり百物語が始まって一年。幼なじみとの
祝言をひかえた娘や田舎から江戸へ来た武士など様々な客から不思議な話を聞く中で、おちか
の心の傷も癒えつつあった。

感想。

シリーズ第三弾!今回もいつにも増してバラエチィーに富んでいて読み応えもありました。完全な
怪異もあれば人の心の不可思議な部分もありホラーというジャンルに相応しい内容です。
しかし、自分は第一作に出てきた商人の記憶がなくなっていたのですがこの泣き童子で出てきて
今後の布石が打たれて増々面白味を増してきた。

さて今回は6篇の話であり、各話を個別でというより全体的には暗い話が多い気がした。
人は自分では抱えきれない話を背負うとやはり耐え切れなくなり誰かに聞いてほしいということ。
分かる気がする。そういう人の心の部分に鋭く怪異を使って語り描く様は著者の筆力である。
凄いです。

最近、第四弾が出版されたので早速、明日にでも図書館で予約しなきゃな。
杉村三郎シリーズも予約しきゃ。
宮部みゆき作品も暗い話が多いが、読み応えのある話ではずれがないのでもっと読みたい。

西の善き魔女(3) 薔薇の名前 / 荻原規子

kage

2016/11/18 (Fri)

あらすじ。

女学校を退学になったフィリエルは女王候補アデイルと華やかな王宮で暮らしはじめる。夜会での
出来事から、フィリエルは、ハンサムなアデイルの兄ユーシスとの婚約の噂がたち、プロポーズ
されることに・・・・・・。

感想。

シリーズ第三弾!面白かった。ついに王宮に乗り込むフィリエルたち。どんな魔境に飛び込んで
いき、陰謀渦巻く王宮の中を渡り歩いていくのか非常に気になっていました。想像通り、王宮は
想像以上の魔境でした。物語を楽園の言葉として王宮の大貴族御用達の話とするのは面白い。

ルーンの行動にびっくりした。まさかレアンドラの言葉に踊らされるとは。確かにいつも危機感を
抱きながら暮らし、フィリエルにまでその危害が及ぶこともありえるとなれば、ルーンの行動も
致し方ありません。しかし、竜に興味を持った事に王宮で博士でもなっちゃうのかななんて
少し思ったのも自分の想像力の無さでした。

そして、ユーシスの婚約を受けようとしたフィリエルであるが、自分の好きなのはルーンである
と自覚してルーンをどこまでも追いかけるという気概が芯の強いことだなと思った。
そしてアデイルはユーシスの事が好きなのだなと思った。意外と気が付かないものだな。

この巻には特別短篇が収録されている。まさか未来形の衣装がバニーガールだったとは。
そしてユーシスとロットの着る服はタキシード?それとも黒いスーツか。そしてサングラス。
未来形の衣装がメタなものとは面白かったです。

永遠の曠野 芙蓉千里Ⅳ / 須賀しのぶ

kage

2016/10/25 (Tue)

あらすじ。

第一次世界大戦の余波がつづく激動の時代。大陸はいまだに揺れに揺れていた。舞姫の地位を
捨て胡子(馬賊)となったフミは、一味の頭領である楊建明のモンゴル独立にかける思いを知り、
改めて、どこまでも彼についてゆく覚悟を決める。

感想。

シリーズ文庫版の第四弾!最終巻です。この時代の歴史は全くの知識0だが、かなりの史実に
基づいた内容なのだな。登場人物も実在の人物を登場させている。濃厚な歴史もので少女
大河小説は読みごたえがあった。

フミは山村のモンゴル独立に馬賊の一味として、そして愛する男と一緒にいるために戦う。
かなり危険な作戦を立て実行に移す山村の支えとなりかなり重要な役割をこなす。
そんなフミの行動力や愛の力に脱帽である。一人でこの激動の時代を生き抜こうとする
バイタリティは男にも勝る。

バーストや炎林など善き仲間にも支えられ、最後には山村の子供を宿したかなとおもったが
、炎林の子供とはな。こういう展開もあるのか。親ばかになっているフミをみていて安心
しました。

この作品の総評的には、面白かったです。ただ、歴史的に自分の知識0なので時代背景
など想像力が上手く働かなくて苦戦しましたが、フミの力強い生き方には目を見張りました。